日本獣医生命科学大学で動物を対象に研究
荷花掌の糖や脂質の代謝に及ぼす効果がわかった
2000年から2001年にかけて、日本獣医生命科学大学では、マウスを使って細胞レベルの効果が確認されました。いくつかの論文にまとめられています。
■動物に対する荷花掌の投与により最も顕著に現れる効果は血漿中のトリグリセリドや遊離脂肪酸濃度の減少である。そのメカニズムに関しては不明であるが今後検討すべき課題である。いっぽう、荷花掌の投与により肝や白血球で見られたように解糖系律速酵素活性の有意な上昇がおこり、この結果、組織における糖利用が亢進する。荷花掌の投与は動物の諸組織における糖脂質代謝の改善効果をもたらすと考えられる。
(論文「荷花掌エキスの動物の糖脂質代謝に及ぼす影響に関する研究の概要」から) >>PDFファイル
■考察:荷花掌エキス(150、1,500ppm)をICR系SPFマウスに5週間給与し、血漿糖質コルチコイドの濃度および副腎、脾臓、胸腺などの重量を指標にして、ストレスに対する感受性について検討した。
その結果、荷花掌エキスはストレス症状を緩和する傾向が認められた。
(論文 「荷花掌エキス給与マウスにおけるストレス負荷試験」から) >>PDFファイル
■長寿の会による解説
糖質コルチコイドは、ストレス負荷時に分泌されるホルモンです。適度な分泌は、活動を生き生きとしますが、過剰に分泌されると免疫力を弱めるなどの影響が知られています。
この実験では、Ⅰ)ストレスを与えないで普通に育てたグループ、Ⅱ)ストレスを与えたが荷花掌エキスを与えないグループ、Ⅲ)ストレスを与え荷花掌エキスを与えたグループ(荷花掌の給与量は2段階)とで比較実験しております。
Ⅰ) ストレスなし、荷花掌なし → 普通
Ⅱ) ストレスあり、荷花掌なし → 肥満
Ⅲ) ストレスあり、荷花掌あり → 普通
荷花掌エキスを与えるとストレスを負荷したときの糖質コルチコイドの分泌量が少なめですむこと、ストレスを与えたにも関わらず荷花掌を与えたマウスでは肥満状態になっていないことが確認されています。
また、実験中、荷花掌エキスを投与したマウスの細胞内のミトコンドリアが、活性化していることが確認されています。元気なマウスのミトコンドリアがもっと元気になる様子が観察されました。
このあたりに、糖代謝、脂質代謝が促進された理由があるようです。
